あれもこれもそれも

ときめきが多いこの世界が好きだ

ふたたびNEWSに恋をした~FNS歌謡祭~

嵐さんの「japonism」、NEWSちゃんの「四銃士」の感想を書き上げる前に待ちに待ったFNSが終わり、ヒカリノシズクを歌う4人があまりに美しく、その衝撃を受けたまま夜が明けた。気が付いたら朝だった。そして、勢いよく記事作成に向かったにも関わらず筆の遅さ故に数日が経ってしまった。遅すぎる。

 

あの約10分間のパフォーマンスで「あっ」と沼へ落ちる為に歩み始めた人は少なくはないだろう。私は惚れ直した。控えめに言って、惚れ直した。大げさに言って、2回目の挙式をした。(1回目は美恋魂でのフルスイング)(個人的な話)

いや、本当に先日のパフォーマンスは惚れざるを得ない、惚れ直さざるを得ない。とても素晴らしかった。

 

V6兄さんたちとのコラボはとても安定していた。歌やダンスはさすが。とにかくはしゃぐ。ボディータッチ多め、にこにこ笑顔。さすが兄さん達である。シゲに「印税」をチラつかせてくる坂本さんにくっそワロタwwwww

 

 

NEWSが今回披露したのは、

・weeeek

・ヒカリノシズク(初)

この2曲。

まだ発売がされていないにも関わらず披露してくれた。関係各位様・スタッフ様に感謝感謝である。そしてなにより、全身全霊で伝えたいという気持ちを乗せて歌ってくれたNEWSに感謝である。なんだよぉおおおおあんなん見せられたら泣くしかないだろおおおおウワアアアアアアアア;;;;;;;;;;;;;;;;

流れがきれいだったし間もあって、その間に「はっ」とときめいた。良かった。

 

はーーー!!!!!私服!!!っぽい!!!!!!お衣装!!!!!!最高かよ!!!

衣装からにゅすちゃんそれぞれの個性というか好みが滲み出ていてふふっとなった。

服装のみだと加藤さんの衣装が好きですが、総合的には増田さんの衣装が一番グッと来ました。「THEまっすー」な衣装。小山さんいいねぇ~~大人チャラい感じ。大人の余裕を感じる!!!ベンチャー企業で5年目って感じ!!!(伝わらない)手越さんニット!!!!ニット!!!てごにゃんニット!!!!!(大事なry)てごますちゃんが萌え袖だったのちょー分かっている。スタイリストさんありがとう(圧倒的感謝)

まさか「黒」だと思っていなかったからびっくりした。冬だし白かなって(安直)最近よくファンの中で「にゅすちゃん×黒は最高」というブログやツイートを見かけることが多くなったように思う。私もにゅすちゃん×黒には無限の可能性を感じている1人なので、こうしたタイミングでこうしてナチュラルな「黒」を取り入れてきたことには何かしらの意図があるようにも思えるし何もないかもしれない。ただ、私は意図があると思った。カラフルな色やパステルカラー、たまのエキセントリックな色まで様々な「色」を見せてくれる「色」に拘りが強いことはグループの強みであり最大に売りにしているところだ。そこにあえて「黒」という色を用いた。彼らが黒を纏うことでセットや白のスポットライトとの対比を表わしているのではなかろうか。その「対比」に込められた意図を考察することが我々のお仕事なわけですねーーー!!!!ありがとう!!!!ヒュウヒュウ!!!!

 

歌詞から読み解くに、どうやら「黒」は「闇」だったり「夜」だったり「悲しみ」だったりのマイナスなイメージを、だから~♪から白のスポットライトが彼らを強く照らしているのは「歩き出せた」ことを主張していると考えられる。しかし、決して黒は消えることはない。後ろのモニター?スクリーン?なんて言う装置なのか正式名称が分からないのだけど、あのビジュアライザみたいなやつ。あれがずっと表してくれているのだけど、地が黒で白が乗って漂っている。その漂い方、うねり方が大きくなったり小さくなったりしていて、しかし、決して黒の部分は消えない。消えないところがミソですよね。その「黒」とは彼らの過去だったり個々の苦悩だったりを描いているのだろうな、と私はそう受けとりました。「白」は基本的にはプラスイメージのものですね、対比ですから。彼らの努力や結果、モチベーション、さらに、ファンも表しているのでしょう。変化や変動がしやすいもの。ファンも離れたりくっついたり増えたり減ったり変動するものですから。希望が出てくると更に悩みは増えるもので、そういう不安もあのうねりが表現しているのだろうなぁ。

アイドルにとって「色」って顔やスタイルなどのビジュアル面よりも大切なこと(前髪と同じくらい大切)だと個人的にはそう思っているので、これだけ「色」に注目してくれたりこちら側が「色」で勝手に考察して盛り上がれたりできることはとてもありがたい。

 

 

 

さて、恥ずかしながらまだ原作を読んではいない(本当に申し訳なく思っている)ので、原作に置き換えて考えることはできずにいるのですが、どうやらNEWSが未来へと踏み出すような、改めて決意を表明しているかのようなそんな歌に聞こえます。フルスイングのような。私は4人になってからのNEWSしか存じ上げません(美恋魂を見て好きになりました)。にわか中のにわかの類だ。当時のファンの苦しみや悲しみは憶測でしか心中お察しすることができない。それは彼らにおいてもそうだが、彼らは割りとよく口にして、言葉にして、感情をぶつけて来てくれるので、それらを聞いていると当時のことをリアルに感じて、存じ上げなくても涙は自然と溢れますしちょっと前までの活動を見ていると状況はかなり厳しいものだったことはよく分かります。あとは、CDとかの売上とか見れば誰にだって決して良い状態であるとは思えないでしょう。個々においても状況は同じだ。伸び悩んでいたというかパッとする・引きつけ力が欠けているというか。自分もグループもイマイチ追い風が吹かないというか、勢いが足りないというか。しかし、小山さんはキャスターやMCのその仕事ぶりに老若男女に顔と名前を一致させられるところまで、手越さんは世界の果てまで行ってなんやかんやする番組とサッカーのお陰でグググンッと自分の良さを十分にドーーーーンバーーーーンガツーーーーンと伝えられている。増田さんは他の3人と比較するとどうしてもテレビ露出はそうでもないと感じてしまう。たぶん本人も気にしているのではなかろうか。しかし、私は水曜歌謡祭という神番組にほぼ毎週出演したことで、今年の、そして今後の増田貴久を輝かせていく経験だったと感じている。素晴らしかった。水曜歌謡祭の番組のコンセプトも構成も大好きだったので機会があれば記事を書きたいな、うん。終わってしまったことがショックでずっとロスっている。そして、増田さんのもうひとつの武器はファッション。ファッション雑誌での連載で見る彼は少しいつもと雰囲気が違っていてとても好きだ。ファッションのことを語ることがとても嬉しくて、ファッションを語れるこの場所と時間をとても愛しているのだなぁーと感じる。

そして、加藤さん。NEWSのこれまでを物語として捉えるなら、結成~メンバー脱退までが第一部、メンバー脱退~パーナリリースまでが第二部、パーナリリース~美恋魂までが第三部、美恋魂~10周年までが第四部、10周年~現在までが第五部だと私は考えていて(異論は認めます)ここまでの超大作な物語の中でイマイチ自分は活躍できていないと悩み苦しむ加藤さん。それ故に加藤さんはこの手の話題にすごく敏感な方で、自分の力不足だったり足を引っ張らないようにと思っていたりとものすごいグループ想いで自分の成長に貪欲な方だな、と。「NEWSのために」と始めた作家活動。『NEWS』第五部の盛り上がりを作ったのは間違いなく確実に加藤シゲアキさんだ。ヒカリノシズクの歌いだしが加藤さんということもとても意味があって良い。傘蟻だけでなく4人の歌でもあると先ほど書いたが、もう一つの意味では、「加藤シゲアキ」自身の曲でもあると私は考える。現在もなお綴られている第五部のストーリーを大きく担っている彼の。実を結ぶことはできた。あとは花が咲くかどうか。これからの作家活動もとても楽しみだ。

 

そんな彼らが、フルスイングのような曲を世間に向けて発表した。世間に向けてこういった意味合いの強いものを発表するのは初めてに近いのではないだろうか。決意表明ソング!!!えっと、チャンカパーナは迎えに来たよ!!って話なので、またちょっと意味が異なる。いやー、とても深いパフォーマンスだった。

 

 

また、少なくともこういったSNSだったりお手紙(みなさんがこういったことを書いているかどうかは知らないがw)だったりでの意見は思っている以上に目に留めてくれているのかもしれない。とか大きなこと言ってるけど、普通にヒカリノシズクの雰囲気に合わせただけだとも思うから何とも言えないwww

 

 

あと、歌詞テロップの出し方も卑怯というか。テロップがああだったということは歌詞カードもそうなのだから、作詞家さんがそう区切っているのだろうけど!!!その!!!区切り方が!!!!!希望と切なさを増長させているうううう!!!!!!ああああああ!!!!!(取り乱す)

 

例えば、サビの

 

「だから 何度も 何度も 僕らは歌うよ」

「今夜も 今夜も 夜明けは始まる」

ここ!!!!!はーーーーーー!!!!分かりますかね!?!?!?この間が!!!力強さと切なさを!!!!!!強調しているのを!!!!!!!

 

何気にこういう言葉と言葉の間って大事なんです。何事も「間」が大切なんですよ。

あと、余韻ね。余韻までが音楽なんだよ。

 

「正解の~」、「あの未来は~」、「頼りない~」、「限りない~」の間はこちら側に頷く・リアクションを入れられる間でこれまた憎い演出だなーとか。

 

サビがより一層熱い想いで溢れているのも最高。

特に「一生一度~」、「頼りない~」の2行。

奇跡=続けられていられること・応援できていること

頼りない夜=彼ら

光=(もっと)売れること、ファンへの想い

灯せたら=彼らの想い、それに応えていかなきゃと決心するファン

という感じがする。あくまで私個人的な感想。

 

上を目指したい・テッペン獲りたい!!!という彼らの想いはまだまだ熱いのだなぁと思った。少し安心した。

 

ヒカリノシズクの歌詞の間があまりにも美しかったのでビビビッと電撃が走った。

また歌詞の内容になってしまうけど、「広げた使い捨ての傘」って表現がたまらなく好きだ。すごくない??この言葉だけで切なさや孤独や悲しみを伝えられるの。すげぇ。ほんとすげぇ。しかも、そこを加藤さんが歌うっていうのがまたたまらなく儚くも美しい世界ですげぇ。すげぇしか言えない語彙力の無さに絶望するけど、すげぇとしか言えない。歌割もいつも以上に慎重に丁寧に考えられているのではと考えてしまうほどに本人たちに合っていて。

 

とにかく、歌番組への出演を熱く希望します。

 

 

 

あの笑顔に出会えるように 闇の先へ 歩き出していこう

だから 何度も 何度も 僕らは歌うよ

一生一度の 奇跡握りしめ

頼りない夜に一つの光を 灯せたらいいのにな

 

灯せたらいいな。灯してあげたいな。